kaz_timu’s blog

東京大学で留年をしています。無気力・自堕落な生活

大学生のアルバイト探し

 春から大学生になる方、ご入学おめでとうございます。大学生になるとアルバイトを始めるという方も多いと思います。今日はそんな大学新入生の方たちに参考にして頂ければと思い、僕自身が今までに経験したアルバイトとその感想を簡単に列挙していきたいと思います。

 

・コンビニ

 コンビニバイトと言えば非常にポピュラーなバイトですので初めてのバイトにコンビニを選ぶ大学生も多いかと思います。僕も初めてのアルバイトはコンビニでした。コンビニでバイトをするうえで知っておいたほうがいいなと思うのは「店舗の立地によって忙しさが全く違う」ということです。僕は今までに2つのコンビニで働いたことがありますが(一つは駅前、一つは住宅街の真ん中)、駅前の店舗はマジで忙しくてマジで大変だった記憶があります。出勤から退勤まで息をつく暇が全くなく常にせっせと立ち働いてシフトが終わると毎回放心状態で事務所の椅子に座り込んでいました。連勤(複数日連続してシフトに入ること)などしようものなら体中バキバキになって日常生活に支障が出るレベルで疲労が溜まります。逆に住宅街の真ん中にあるコンビニでバイトしていたときは暇で暇で仕方なく、品出しや清掃などの一定の業務を終えるともうやることが何もなくなって一緒にシフトに入っているバイト仲間と雑談したりレジのわきでスマホをいじったり週刊少年ジャンプを読んだり廃棄で出た弁当を食ったりしながらひたすらダラダラして退勤の時間を待っていました。

 コンビニバイトの時給は基本的に法律で定められた最低賃金と同じですのでどの店でも同じです。ですからなるべく楽な店舗を選んだ方が得なので、アルバイトに応募する前にあらかじめその店の立地や混雑具合を調べておきましょう。最低賃金で必死になって働くなんてアホくさいです。あと、面接のときにその店の店長やオーナーの人間性を見てウザい(もしくは厳しい)場合にはその店では働かないほうがいいです。めっちゃこき使われます。あと5大接客用語(?)みたいなのを唱和させられるような店やレジの違算金を自腹で払わされる店もヤバいです。ソッコーで辞めましょう。

 

・個別指導塾

 個別指導塾はある程度偏差値の高い大学に通う大学生ならやりがちなバイトだと思います。僕自身、「東大に入学したからにはインテリっぽいバイトしてみたいなあ」と思って半年間弱ほど某スクール〇Eでバイトをしていました。業務内容としては小中学生(たまに高校生)に、学校の復習や定期テスト対策の勉強を教えてあげたり保護者と面談をしたりといった感じになります。科目は自分が教えられるものだけを担当すればよいです。基本的に個別指導塾に来る子供というのはかなりバカな子供が多いので教えなければいけない内容が難しすぎて大変ということはありません。ただしコミュニケーション能力はある程度必要になってくるのでその部分は人によっては大変に感じるかもしれません。僕は重度のコミュ障なのでこの部分がキツくて辞めました。

 給与はあまり良くありません。さすがに時給千円以上はもらえますが、授業の前後の時間や準備の時間を入れると最低賃金レベルになります。また、自分の都合に合わせてシフトを入れることが難しいという欠点もあるので、お金を稼ぐ目的で個別指導塾で働くのは割に合わないと思います。やるなら個別指導塾ではなく家庭教師にしましょう。(まあ家庭教師やったことないから知らんけど)

 

・引っ越し

 僕は今までに長期休み限定になりますが、サ〇イ引越センター、〇通、アー〇引越センターなどたくさんの引っ越し業者でバイトをしてきました。それぞれ2,3ヶ月程度しか働いていないのであまり偉そうなことは言えないのですが、とりあえず言えることは「引っ越し業者の作業員はガチでキチガイしかいない」ということです。彼らは基本的に言葉遣いが物凄く荒くてすぐに怒鳴ります。中には殴ったり蹴ったりしてくる人もいます。中学生の頃に学校で暴れていたようなヤンキーがそのまま大人になったみたいな人がたくさんいるので、社会の底辺を肌で味わいたい人にはオススメのアルバイトです。

 ただ、時給は割と良いです。特に8月や3月などの繁忙期に働くと、日給1万円+繁忙期手当+残業代+お客様が直接くれる「心付け(?)」+深夜手当、など諸々が付いて一日で2万円くらいは稼げます。その代わり業務は体力的に死ぬほどシンドイので、体が弱い人はやめておいたほうがいいかもしれません。短期間でまとめてお金を作るには良いバイトです。

 

・肉牛牧場(住み込み)

 僕は一時期精神を病んで大学を留年して、「もう東京はいやだ!!田舎でスローライフを送る!!」となって田舎の牧場で住み込みのアルバイトをしていました。そこは黒毛和牛を1000頭ほど肥育している肉牛牧場でしたが、想像していたような「スローライフ」とはかけ離れた生活を送るハメになりました。まず、牧場というのはものすごく労働時間が長いです。朝5時~午後8時頃までひたすら肉体労働(給餌、牛舎の掃き掃除、牛の体調確認、頭数の確認、消毒液の散布、餌の調合、放牧牛の入れ替え、等々)をさせられます。牧場によってはある程度機械化が進んでいるらしいのですが、僕が働いていた牧場は1000頭分の牛の世話を全て手作業で行っていたので恐ろしく体力を使う仕事ばかりでした。これが週7日連続で永遠に続くので、普通に精神を病みます。僕は精神を病んで牧場に行きましたが、牧場でさらに病みました。あと、まあこれは僕が行った牧場だけの話ですが、働いている人がヤバい奴が多いです。僕は、観光ビザで不法就労(?)しているタイ人から仕事を教わっていたのですが、彼は日本語が全く喋れなくて英語も全く理解できないためボディーランゲージと顔芸でコミュニケーションをとらざるを得ませんでした。

 牧場のバイトは良いところが何一つ無かったので全くオススメできませんが、しいて良いところを挙げるとすれば、軽トラ(MT車)の運転が上手になることができるという点です。(まあ東京帰ってきたらすぐ運転の仕方忘れたけど)

 

日雇い派遣バイト

 日雇い派遣とは、派遣会社に登録をしておいて働きたい日の前日に連絡をすると、次の日の一日だけの単発のバイトを紹介してもらえるというものです。単発で不定期に仕事をすることができ、給料の支払い方法が日払いや週払いであるので、金欠を手軽に解決することができますが、毎回違う現場にいかなければならないので精神的に疲れます。あと、派遣会社にエグいくらい給料をピンハネされるので損です。たとえば同じ業務内容なのに、派遣先に直雇用されているバイトは1万円もらっているのに派遣だと7千円しかもらえないみたいなことが多いです。業務内容としては男性だと事務所移転、引っ越し、倉庫内作業、プラカード持ちなどの肉体系の労働が多いです。女性はよく知らないですが、検品、イベントスタッフ、清掃などのもう少しライトな作業が多いみたいです。

 日雇いバイトをやっていて個人的に一番ツラかった仕事は、アイドルやアーティストのライブの準備のために西武ドームの地面にひたすら鉄板を敷き詰めるというものです。死ぬほど疲れました(小並感)。

 

インターネットカフェ

 このバイトは僕が今までやったアルバイトの中で一番楽でなおかつ長続きしたバイトです(現在進行形)(もう1年半以上このバイト続けてます)。業務内容は清掃と受付のみで、受付のオペレーションも利用時間を聞いて料金を頂くだけなので覚えることもほとんどありません。シフトの半分以上の時間は座ってマンガを読んだりTwitterをいじったりしています。ただ、僕が働いているネカフェが楽なのはフードの提供サービスをしていないからです。街によくある快〇クラブや自〇空間などのチェーンのネカフェはフードサービス等多様なサービスを提供しているので、恐らく凄く忙しいと思います。

 

 

まとめ

 今回は僕が今までに経験したアルバイトをほぼ全て紹介しました。春から大学生になる新入生の皆様がアルバイトを探す際のヒントになれば幸いです。

 アルバイトをする目的は人それぞれだと思いますが、どうせやるなら何かスキルや経験が身につくものや将来の自分のキャリア形成に役立つものをした方がよいと思います。僕の場合、そういった有意義なアルバイトを一切してこなかったため、たくさんの時間をアルバイトに費やしましたが何も得るものはありませんでした。皆様には僕のようなクソみたいなカス留年生になって欲しくないので、アルバイトなどせずに青春や勉強やスポーツをしましょう!!w 基本的に単なる小遣い稼ぎのためのアルバイトはマジで無意味な行為だと思うので、親から小遣いを貰える人はできる限り親からお金をもらいましょう。バイトはカスです。